2020年06月18日

カリンの息子 モス

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カリンの月命日。
今日はカリンの息子、モスのお話。
カリンは2歳の時、一緒に暮らしていたモア君との間に赤ちゃんができました。

モア君は去勢してなかったので、カリンがヒートの時に
しつこくカリンを追い回して大興奮。
(カリンはウンザリな感じだったけど)
もしかして、カリンに赤ちゃんが生まれるかも、
カリンの赤ちゃん可愛いいだろうな、と思って
交尾にトライしてみました。
モア君にちょっと手を貸してあげて、
結ばれることができて、
(交尾の時もカリンはブスーっとしてたけど)
カリンが妊娠したんです。
初めてワンコのお産を経験するので、
ネットで調べたり家で出産したワンコのブログを見たり
準備はしたつもり。
ワンコは安産だから大丈夫、と思っていたのですが、
実際はとても大変なことで、カリンも命がけだったのです。
カリンがとても頑張って生んだ一人息子、
モスのお話です。

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昔の携帯の小さな写真ですが。

お腹が大きくなって、重たい~~
妊婦さんは大変。
病院でエコー検査したら、2匹妊娠していました。

お顔がボサボサだし、おっぱいをあげる時にじゃまになるので、
お腹の毛を剃ってもらうのに美容院へ行きました。

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美容院へ行ってお顔もすっきり。
妊娠してからアイラインがくっきり、
目がぱっちりの美人さんになって、
美容院のスタッフさんに「あら、可愛い~」
って褒められちゃった。
ホルモンのせいだったのかしらね。

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ダンボールで産箱を作って出産の準備。
出産が近づくと、お目々ぱっちりに加えて、
目力も出てきました。

ここからは、
カリンの出産の時の様子を書いた、当時の日記を載せます。
この時のことは、16年経った今もよく覚えています。
私にとっても、忘れられない出来事でした。


2004年4月19日

カリン出産。でも、大変な出産でした。
明け方からソワソワして落ち着かず、
頻繁にオシッコしたり下痢便をちょこちょこしたり、
産箱の中をかきむしったり。

今日かなと思っていたら、午前5時頃大きな陣痛がきたみたいで
力んだら茶色い半透明のプルプルしたもの(羊膜)
が出かかったんだけど、途中で止まってしまった。
カリンも生まれたと思ったのか急いで舐めたけど
羊膜は引っ込んでしまった。

その後なかなか陣痛が来ないので、
病院に聞いて11時過ぎに連れて行った。

病院で陣痛を促進する注射を打って、
いったん帰って様子をみていたけど強い陣痛が来る気配がない。
しばらくして突然赤ちゃんの片足だけが出た状態で止まってしまった。

急いで病院へ電話してタクシーで連れて行ったけど、
もう羊水が出てしまっていて中々出てこない。
逆子ですごく大きくて、先生が引っぱって
やっと出てきたけど、もう死んじゃってた。
最初に出かかった時に引っかかって窒息して、
もう死んでいたみたい。女の子だった。


先生もこんなに大きかったら自力では無理だったろう
と言っていたけど、本当に残念。

カリンは疲れ切ってグッタリして寝てしまいそうになるので、
もう一度陣痛促進の注射をして少し休ませた。
赤ちゃんを引っぱり出した後、戻してしまった
(多分あまりに痛くて苦しかったせいで)ので、
栄養剤を舐めさせたりして様子を見ていたけど、
カリンが辛そうで可哀そう。

しばらくしてようやく陣痛がきて、羊膜が出てきた。
今度も逆子で大きくて、先生が引っ張ってようやく出た。
仮死状態だったけど先生が奥で処置してこの子は大丈夫だった。
最初の女の子ほどではないけど、この子も大きな男の子で元気そう。
でもカリンはとても苦しかったみたいで赤ちゃんを見る余裕がない。
あまりに弱っていたので先生が点滴をしてくれて
栄養のある缶詰も用意してくれた。

点滴が終わったら赤ちゃんを飛び越して
キャリーケースに入ってしまい、早く帰りたい様子。

帰ってからはとにかくカリンを休ませなきゃと思って、
しばらくそっとしておいた。

赤ちゃんは箱に入れて様子を見ていた。
ピーピー鳴いてお母さんを探している。

カリンに赤ちゃんを見せたけど、顔をそむけて見ようとしない。

でもおっぱいを飲ませなきゃと思って、
カリンがウトウトしている時に吸わせてみたら
ゴクゴク吸ってくれてちょっと安心。
でもカリンに赤ちゃんを見せても何か納得しないように
「ウンッ」って鳴いて無視するので、
死んでしまった方の赤ちゃんを見せたら、
赤ちゃんを舐めて私の顔を見て涙を流した。

本当に私の顔を見て、カリンは泣いていた。
悲しそうな顔をした。
死んじゃったってわかったんだね。
最初の子は家で産んだと思っていて、探していたのかもしれない。

それから生きている方の赤ちゃんを見せたら、
ようやく興味を示して赤ちゃんに寄り添うようになった。

なんとか落ち着いたようなので、
病院からもらった缶詰を食べさせたら少し元気になってきた。

※この日は一晩中産箱で赤ちゃんに寄り添っていました。

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4月20日

赤ちゃんは自分でおっぱいを探して飲めるようになった。
カリンも食事とトイレ以外ずっと産箱にいて、
赤ちゃんの世話をしている。

モアが近づくと「ウー」とうなるけど、
赤ちゃんにも「ウー」と呼びかけてる。
カリンはクゥーンって言ったことがないので、
赤ちゃんにも「ウー」しか言わないのかも。
なんだか恐いお母さん。

でも、赤ちゃんを抱いて寝てる姿はお母さんらしくなってきた。
赤ちゃんも、昨日はピーピー鳴いていたけど、
今日はお母さんがそばにいて安心したのか
たくさんおっぱいを飲んで、あとは静かに寝ている。

カリンはちょっと息が荒いみたいだけど、元気になってきた。
夕方になったら赤ちゃんが寝たのを見計らって
産箱から出て私に甘えに来る。
でも赤ちゃんが鳴きだすと、すぐ戻って赤ちゃんの世話をする。

えらいね、カリン。

※おっぱいを飲ませたら、
鼻先で赤ちゃんをクルっと仰向けにして、
おしっこ出るところを舐めて刺激してあげると、
おしっこが出るんです。
誰にも教わらないのに、お母さんはちゃんとわかっているんだね。
恐いお母さんのカリンでしたが、
後でちゃんと「クークー」って赤ちゃんに呼びかけるようになりました。


4月21日

亡くなった赤ちゃんをお花と一緒に小さな箱に入れて、
ペット霊園に引き取りに来てもらった。
厚田にある霊園で、たぶんロビン
(子供のころ飼っていたポメラニアンの男の子)
もそこに頼んだと思う。
あんなに大きく育っていたのに、
死なせてしまってごめんね。

赤ちゃんはおっぱいをたくさん飲んで、どんどん大きくなる。

カリンはゲリ気味でちょっと具合悪いし、育児に疲れてきたみたい。
赤ちゃんが元気なのでもう大丈夫と思ったのか、
昨日から夜は私と一緒に寝るようになった。
(私は産箱の近くのソファで寝ていました)
でも赤ちゃんがすぐキュンキュン鳴くので、
様子を見に戻って、
「どーしたらいいの?」みたいに私を見る。

仕方ないので、赤ちゃんをソファに連れてきて、
落ちないように気を付けながらおっぱいを飲ませてあげたり、
私も育児のお手伝い。
大変だけどがんばろうね。

※出産3日目で若干育児に飽きてきたカリンですが、
カリン自身もまだ2歳で甘えて遊びたい年頃。
赤ちゃんも大きくて元気なので、
それからはカリンもあまり神経質にならず
赤ちゃんに呼ばれたらおっぱいをあげて、
オシッコの世話をして、
自分もしばらく赤ちゃんと一緒に寝て、
あとは赤ちゃんを放って好きなことをしていました。
(ちょっとずぼらなお母さん?)
でも産箱を離れる時は、
鼻と前足を使って赤ちゃんにタオルをかけて
赤ちゃんを隠していたんですよ。

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一人っ子なので、おっぱい飲み放題。
お腹がパンパンでトドみたいですね。

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※おっぱいを飲むとき、最初は
「チュパッ、チュパッ」って音を立てて吸って
おっぱいを刺激して、それからゴクゴク飲んでいました。
そうするとおっぱいが出てくるってちゃんとわかっているのね。

自分で動けるようになると、ちゃんと産箱から出て
産箱の外でオシッコとウンチをするようになりました。
そういうことも自然にわかっている。
動物ってすごいなぁと思いました。

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目も開いてないし、ダックスなのに鼻ペチャで、
ちょっとブチャイク?
まだ何犬か全然わからないね。

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おっぱいが膨らんで、お母さんそのもの。

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赤ちゃんと一緒に、幸せそうなカリン。。

亡くなったお姉ちゃんの分まで元気に成長してほしい
と願ったとおり、赤ちゃんは順調に育って
しばしの間4ワンのにぎやかな生活を送ったのですが、
その時の思い出は来月お話しますね。











posted by シロップ at 00:00| Comment(0) | 思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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